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伊達家家臣伊達成実に関する私的アーカイブ

雑記

忠宗の心配-成実晩年の容態について-

義山公治家記録の成実の隠居・死の記事を読んでいて、そういえば亘理伊達家史料集に忠宗からの優しい手紙がいくつかあったな、と思いだし、改めてきちんと訳しながら読んでみました。 これがとっても優しい文言にあふれてて素晴らしいのです。 時系列を追っ…

政宗生誕450年イベント

今年は2017年。1567年生まれの政宗の生誕450年イベントが行われるそうです。 わかったらイベント順にこの記事にリンクしていこうと思います。 3/20に行われるイベント。 「伊達政宗公生誕450年記念プロモーションキックオフセレモニー」の開催について(終了…

瑞鳳殿寄進灯籠場所図

Twitterで「歴オタ以外には理解できないこと」ってタグが流行ってて、流れてきたのですが、 「灯籠を見ると誰が寄進したかを確かめる」 ってのがあって「あるある!」「やるやる!」と思ったので、ふと『伊達家史叢談』を参考に瑞鳳殿の寄進灯籠場所の図を作…

最近のTV番組2015秋

最近政宗がらみ、伊達家がらみのテレビ番組が立て続けにいくつかありましたので、その概要と感想をば。 BSTBS 『にっぽん歴史鑑定』20150907放送 「伊達政宗は何故天下をとれなかったのか?」 (番組サイト)何故天下を取れなかったのか?ということで、政宗…

小十郎が助けた子ども@高玉合戦

どうでもいいことですが、昨日上げたくじ引きと小十郎エピソードがいきなりアクセス数トップ3内にランクインしており、小十郎さんの高い人気に嫉妬しておるブログ主です…(ちなみにすべての記事でトップなのが、未だに榎木孝明さん@小十郎トークショーだっ…

くじ引きと小十郎@窪田合戦

今回はちょっと軽めに、おもしろエピソードのひとつ(笑)、【くじ引きと小十郎@窪田合戦】を上げてみたいと思います。 景綱と成実はお互い親愛の度合いが(比較的)高かったようで、片倉家の記録『片倉代々記』景綱譜・重綱譜にもよく登場し、わりと好意を…

仙台藩の江戸城石垣普請

先日、このブログを読んでくださっている方から、鈴木啓『図説江戸城の石垣』*1という本の存在を教えていただきました。 〈図説〉江戸城の石垣作者: 鈴木啓出版社/メーカー: 歴史春秋社発売日: 2013/07メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 江戸城の…

成実の右手の火傷について

そういえば質問をいただいたので、今更ながら【成実の右手の火傷】について。 今更感あふれておりますが…。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー自著である『政宗記』の、しかも確実に本人がかいてるだろう前半部…

成実著作とその他政宗言行録

今日は成実の368遠忌ですね。少し家庭の事情でごたごたしてて何も出来なかったのですが、それもどうかと思いまして、前に下書きしてたものを上げてみました。 フォロワーさんから、「『政宗記』とか『成実記』ってどこを探せば見られるの?」とご質問いただ…

【感想】臥竜の天試写会&榎木孝明さん小十郎トークショー

(*この記事は、公式関係者・著作権者とは全く関係ないいち読者・いちファンの私的な感想記事です。何か問題などがありましたら、メールフォームにてご指摘いただきましたら適宜対応いたします) 今年3月にBSTBSで放送されました、久しぶりの政宗ものドラマ…

仙台藩家臣団の格式・決まりなど

【自分用メモ】仙台藩の家臣団内の格式とか決まりとか。 参考:『仙台藩家臣録』『伊達騒動実録』などの文章を書き直していますので、文責はブログ主。家格以外は伊達騒動の頃までに定まった決まりなので政宗の頃にはなかった決まりもあると思います。 格式 …

成実関係伊達家系図

成実を中心とした伊達家系図を作ってみました。稙宗ー晴宗ー輝宗ー政宗ー忠宗の本家と、実元=鏡清院ー成実ー宗実の大森&亘理伊達家の関わりをわかりやすく説明したかった…。で、どうやったら系図として綺麗になるだろうかとうんうん苦戦しつつ、亘理と二階…

『政宗記』と『成実記』の区別

先日、今度アンソロジーで「成実と伊達家の能」について書いてくださる予定の柏木ゆげひさんから、「『政宗記』と『成実記』の違いってなんですか?」とご質問いただき、よく考えるとちゃんとまだ書いていなかったので、自分の整理のためにも改めて書いてみ…

成実家臣メモ『亘理世臣家譜略記』より

『亘理世臣家譜略記』から、主だった家臣を抜粋します。記述を要約。 もとの世臣家譜略記には各家代々の名前が載っていますが、成実・宗実あたりに仕えただろうと思われる代の名前のみあげています。様々なエピソードが書かれていてとても興味深い。 ・志賀…

『木村宇右衛門覚書』142:「四月二十日の江戸への発足と、白石の片倉小十郎屋敷でのこと」

『木村宇右衛門覚書』142:「四月二十日の江戸への発足と、白石の片倉小十郎屋敷でのこと」 (注を参考に、漢字・句読点などを変換・補足しました。原文はもっとひらがなです。抜粋です。) 原文: (前略)…御乗り物に召させられ候時三之助を御側へ召させら…

出奔の理由についての『蒲生軍記』Wikipedia記述の謎

困ったときのWikipedia。たしかにあれ便利です。自分が知らないことちゃっちゃと調べるには便利。しかしよく見るとはてな?となる記述もある。 伊達成実(Wikipediaより引用) 出奔の理由についても、家中での席次を石川氏に次ぐ第二位とされた上に禄高も少…

『仙台士鑑』一人を誅して万人を鎮す

『仙台士鑑』81p「一人を誅して万人を鎮す」:一人を処罰して、みなを鎮めた (*逸話ですので、内容の信憑性はご自分でお確かめの上、お決め下さい) 【追記】このエピソードは『政宗記』巻7「会津にて騒ける事」にも載っています。 原文: 公の小田原に赴…

『仙台士鑑』終身髭を蓄へす

先日仙台で一緒に牛タン食べました、伊達仲間のハギヲさんからお聞きしました、成実のエピソードがあまりに萌え面白エピソードなので、許可を頂いて、記事にさせていただきました!もとの『仙台士鑑』(@近代デジタルライブラリ)へのリンクはこちら。 http…

【衝撃】政宗→成実の書状がヤフオクに!!

夕方ぽやや〜んとTwitter覗いてみたら、「ヤフオクに成実宛の政宗書状が出てる」と衝撃のツイートが流れてきたので見てみました。 http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k159232007わあああああ!なんだとおおおお!ほんとだ! で、帰宅してじっく…

創作におけるイメージの変遷

おもしろい記事を見つけました。 betelgeuseさんによる「伊達政宗の眼帯。1987年にNHKから広まる流れについて」 政宗の眼帯使用イメージについての考察です。 http://parasiteeve2.blog65.fc2.com/blog-entry-476.html 独眼竜以前からの映画での鍔眼帯、従来…

成実の辞世について

(*以前政宗作左馬助追悼歌のエントリに併記していました部分を切り離し、加筆しました)辞世の表記ってどこに載ったものが最終稿なのでしょう? 政宗の辞世も「晴れてこそ行け」「照らしてぞ行く」の二つがありますが、どっちが最終稿なのか…*1。今は多分「…

【他家から見た成実像】-片倉・留守・石川・白石の眼から-

昨日、いつもお世話になっております、成実三昧の武水しぎのさん主催の伊達史料オフに行ってきました。つってもまあ史料コピー読みつつぐだぐだ萌え話してただけなんですけど(笑)。私が本家の世臣家譜と亘理世臣家譜が見たかったのですが、亘理世臣家譜が…

政宗作原田宗時追悼歌の表記について

はぎ様とTwitterにて、『政宗記』と『治家記録』で、原田宗時追悼歌の表記が微妙に違う?という話になりました。はじめ気づいたのが三首目の「馴れにし友」(『治家記録』及びそれを参考にした書物。『政宗の文芸』とか他の歌関連の本)「馴れにし夢」(『政…

【雑談】是如何?

大河清盛の影響で西行とか、政宗の和歌とかについてぼんやり考えていたら、本屋で小川剛生『武士はなぜ歌を詠むか-鎌倉将軍から戦国大名まで-』と綿抜豊昭『戦国武将の歌』を見つけたので読んでみました。一冊目は国文の専門家の先生が武家社会の歌について…

蒲生氏郷の通称について

【蒲生氏郷】 織豊期の武将。会津若松城主。利休七哲の一人。幼名:鶴千代、通称:忠三郎。諱:賦秀のち氏郷。洗礼名:レオンLeão(ポルトガル語)/León(スペイン語)。 【蒲生氏郷簡易年表】 弘治2 近江国蒲生郡日野に生まれる。 永禄11 忠三郎賦秀。 永…

【情報募集】成実の最上義光評について

私は、伊達政宗関連小説では永岡慶之助先生の『伊達政宗』(当時青樹社刊・今は文春文庫版等)が一番好きなのですが、こないだ織部の本出されて、上京ついでに東京で探してみたら、『最上義光』と『伊達政宗と片倉小十郎』があったので早速買ってみました。…