『名語集』87:将軍家家光に形見を献上する
原文
上様(将軍家家光)へ御かたみには、鎬藤四郎吉光の御小脇差、山の井の御茶入、虚堂三幅一対、差上げられ候。
地名・語句
現代語訳
将軍家光への形見には、秀吉から貰った鎬藤四郎の脇差し、山の井の茶入、禅師虚堂の掛け軸三幅で一対のものを献上した。
感想
秀吉から貰った鎬藤四郎に関しては、幕臣に言われても献上しなかったという逸話がありますが、これを家光に献上することで、政宗の秀吉への奉公・家光への奉公が完成したといえると思います。
『名語集』87:将軍家家光に形見を献上する
上様(将軍家家光)へ御かたみには、鎬藤四郎吉光の御小脇差、山の井の御茶入、虚堂三幅一対、差上げられ候。
将軍家光への形見には、秀吉から貰った鎬藤四郎の脇差し、山の井の茶入、禅師虚堂の掛け軸三幅で一対のものを献上した。
秀吉から貰った鎬藤四郎に関しては、幕臣に言われても献上しなかったという逸話がありますが、これを家光に献上することで、政宗の秀吉への奉公・家光への奉公が完成したといえると思います。